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"The Art of Horizon Zero Dawn"で文明崩壊後の機械生命体の世界観に心酔する

Horizon Zero Dawn 通常版 - PS4
ソニー・インタラクティブエンタテインメント (2017-03-02)
売り上げランキング: 8

ようやくHorizon Zero Dawnのストーリーを最後までクリアしました。そもそもの機械生命体というコンセプトから始まり、そのメカメカしい造形、文明崩壊というテーマの中での背後にある壮大な歴史と、ゲームのプレイ中精緻に作り込まれた世界観に常に圧倒され続けました。こういう情景で圧倒される体験は個人的には「風ノ旅ビト」以来なんじゃないかと思います。

オフィシャルアートブック “The Art of Horizon Zero Dawn”

さて、自分だけかもしれませんがゲームともなるとどうしても操作とか効率性とかそっちばかりに目が行ってしまうので、なかなかじっくり世界観に浸れないところがあります。この世界観をもっと知りたいということで、今回 “The Art of Horizon Zero Dawn"というオフィシャルのアートブックを購入しましたので、その中身を簡単にご紹介致します。好きなゲームや映画があるとついこういうものを買ってしまうんですよね。過去には「風ノ旅ビト」「ヒックとドラゴン」「ズートピア」などのアートブックを購入したりして楽しんでいます。

The Art of Horizon Zero Dawn
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ここでページごとに詳しく紹介するのも無粋ですので、幾つかのページだけ抜き出したいと思います。なお、ここに掲載しているものは、他の媒体/ブログ等ですでに公開されているもののみを確認して使用しております(リンクは本記事末尾参考*1

中身をもう少し見たいという方はAmazon.comのレビュワーの中に、冊子をパラパラめくっている動画をアップロードしている方がいらっしゃるので、そちらを参照ください。

Amazon.com: Kurt R. Dewitt’s review of The Art of Horizon Zero Dawn

内容紹介

まず表紙。機械生命体が温和な時に見せる青色の光をベースに、主人公アーロイの横顔と、トールネックやウォッチャーの姿。その背景には、本作でも度々モチーフとして登場する三角の幾何学模様が見えます。

ハードカバーで192ページほどと、PS4のパッケージより少し分厚い程度です。

さて中身ですが、目次は以下のようになっています。基本的に部族ごとの紹介と、機械生命体や廃墟という流れ。

  • CONTENTS
    1. FOREWORD
    2. NORA
    3. CARJA
    4. OSERAM
    5. BNDITS
    6. BANUK
    7. ECLIPSE
    8. MECHINES
    9. RUINS
    10. ACKNOWLEDGEMENTS

冒頭から眺めていくとまず目に入るのが主人公アーロイのコンセプトデザイン。まあこのアーロイが可愛いこと可愛いこと……。ゲーム画面の3Dも味があっていいんですが、やっぱりこういった絵の方が漫画文化に親しんでいる人間からすると嬉しいものです。アメコミ化してくれないかなぁ。

衣装の違いや髪型のパターンなど、アーロイだけで10ページ以上割かれています。他にも武器の造形がコンセプトアート/3Dともに多数掲載されています。こういった形で、カージャやその他部族の衣装やら文化やら建築物やらと大ボリュームで非常に興味深いのですが、ここでは思い切って割愛します。

さて肝心の機械生命体のページです。このページの画像は著者がARTSTATIONというサイトにて公開しています。

ArtStation - Horizon Zero Dawn - Encounter Concept Art, Miguel Angel Martinez

機械生命体は上の写真のようなコンセプトアート自体も大量にありつつ、3Dモデルの骨格やら人工筋肉の張り巡らし方などのアートワークもあり、もうこれだけでずっとニヤニヤ眺め続けられます。本書はもちろん洋書なので全部英語なのですが、下の画像を見てもらえればわかる通り図録の脚注レベルなので辞書片手に読めば簡単に理解できます。それぞれの動物の名前なんかはゲームしてれば嫌でも覚えますしね。

そういった情報量の塊のようなページがガンガン出てくるわけです。ゲームで探索するのとはひと味違った楽しみ方ができます。まさに舞台裏です。

こういった内容の"The Art of Horizon Zero Dawn"ですが、日本のAmazonでは現在4500円ほどで購入できます。私は米Amazonで送料込みで$32.64で購入しましたが、1週間ほどで到着しました。

ぜひみなさんも購入してHorizon Zero Dawnの世界観を味わってみてください。

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参考

*1:他のサイトがすべて認可されたものかは確認できませんが…

前回の蔵王キツネ村のお蔵入り写真を出しつつ反省会

前回の蔵王キツネ村の写真を整理していたら、あまりに使っていない写真が多かったので、少しピックアップして掲載したいと思います。

こうやって見ると、まだまだ自分が経験が浅いため顔のアップの写真だったり動きのない写真ばかりで、もっと活き活きとした様子や体全体が映る様子、キツネの感情や背景をうかがい知ることのできるような写真をもっと撮りたいところです。

ということで、この記事では若干反省会を意味合いを込めて、未使用の蔵王キツネ村の写真を振り返っていきたいと思います。

foto.yag.xyz

日向でスヤリ。お昼寝の写真は被写体が止まっていてなおかつ近づきやすいので、撮りやすいには撮りやすいのですが、そう何枚も撮って面白いものでもないという入門的な位置付けな気がします。

こっちもスヤリ。耳の大きさや色も相まって、なんだかフェネックのよう。

き、キツネ……?

この顔のキュッと細くなっているラインが出るとキツネっぽさが上がりますね。

この写真のように数頭で並んでいるとお互いの関係性だったり物語が生まれて良いのですけれども、写真を撮っているときはそんなことに気付かずにひたすらに一個体のアップばかり撮っていました。

あと人間の顔の目線からの写真が多くて、もっとかがんだり膝をついたりしてキツネ目線で写真を撮りたかったです。蔵王キツネ村は園内に坂が多いのでそういう写真も撮りやすい環境だったのに……。

餌やりの時間は一番キツネが活発に動いているタイミング。あっちこっち餌を探し回ったり、周りを威嚇したりしているので、写真を撮るには都合が良いです。下に落ちている餌が写り込んでしまうのを除けば。

あとこの写真は、茶プラチナが歩いているところを撮ったものの、そうは見えないのが残念。足もフレームアウトしてしまっています。

こっちのギンギツネはまだ歩いているように見える。

止まってると被写体として撮りやすいんだけれども、ポートレートばかり撮りたいわけでもなく……。

横から撮っても同じことです。

キツネの道。構図的に面白くなったけれども、イマイチ主題が決まりきらない1枚でした。

主題が決まった写真はこんな感じで良さげに思えるのですが、これならキツネの体全体を尻尾込みで写したかったです。

顔のアップはたくさん撮りすぎてちょっと食傷気味に。もちろん人間のように個体ごとに顔の造りが違っていて表情もあるのですが、何かが足りない……。

かと言ってドアップもなんだかなぁ。

一方で後ろ姿は表情が見えなくとも何かしら語りかけてくるものがあります。もっと雰囲気ある後ろ姿を撮ってみたい。

蔵王キツネ村の園内には道の左右に自由に昇り降りできる台が設けられているので、見上げる形で撮ることもできます。前回も何枚か取れ高はあったものの、ここでももう少し印象的な写真が撮りたかったと無念さが残ります。

陽の光でキラリと光る牙と舌が印象的。もう少し動きが欲しいです。

振り返りは動きが感じられて良いですね。キツネっぽさがある方の写真で、足が細い、胴が大きい、尻尾が長くて太いといったところを押さえないと、芝犬みたいな写真になってしまう。

そういった意味で、ギンギツネは被写体として少し難しかった気がします。色以外の部分でキツネっぽさがなかなか表現しづらい個体も多く、毛の長さや毛並みの美しさを捉えられないと厳しい。

頭の方の濃い赤から尻尾に向かうにつれて色が薄くなっていく様子が面白いです。もう少し毛並みの良い個体もいたので、そっちが綺麗に撮れればよかったのだけれども……。

赤い子に比べるとどうしても見劣りしてしまう子もいたり……。いや、こういう子も個性あって好きですよ。

そんな感じで、写真を整理しつつ終始ニヤニヤしながら、次の訪問に向けて腕を磨きつつ計画を練るのでした。

Anovaで低温調理ローストビーフ

みなさんはやっていますか?私もやっています。

さて、最近は界隈で流行っている低温調理ですが、私も去年にANOVAを購入してから低温調理肉にハマっております。といっても、知り合いと家に集まるときくらいしか低温調理するタイミングがないため、なかなか頻度は少ないのですが、最近ようやく安定して肉をやっていくことができるようになった気がします。ということで、今回は一人で撮影しつつ低温調理していきます。

肉の準備とAnova

まず、高い肉を用意します。これは高い肉でなければいけません。以前安い肉と高い肉を同条件下の低温調理で実験しましたが、明らかな差に参加者が絶句しました。高い肉は正義です。かといって高すぎても良さがサチると思うので、程々の値段で大丈夫です。

今回は100g 1,000円ほどのローストビーフ用の肉を伊勢丹新宿地下の食料品売場で準備しました。

肉は表面に塩と胡椒で下味を付けます。

今回は気持ちとして、ベルギーで購入したカラフルな胡椒を使いました。これは味のためではありません。気持ちです。

次に、肉をジップロックに入れて空気を抜きます。低温調理はともかく肉を均一な温度で調理する必要があるため、なるべく空気を抜いた状態で外の熱水と触れさせる必要があります。

そしてANOVAの登場です。でーん。今回は58℃で2時間やっていきます。ANOVAを設置する恒温槽としては寸胴鍋や発泡スチロールや浴槽というものがよく使われているようですが、私は合羽橋道具街で購入した謎の容器を使っています。深さもあってきちんとANOVAが固定されていい感じです。

アプリで温度と時間を設定して、あとは放置です。

f:id:yag_ays:20170320000122p:plain

肉に合わせる赤ワインソース

さて、肉が温されている間にソースを作成します。

今回は、肉汁を醤油とみりんで煮詰める和風ソースに加えて、バルサミコ酢と赤ワインで作る赤ワインソースも作ってみます。レシピはえもじょわさんのブログを参考にさせていただきました。いつも動画楽しみにしています。

emojoiecuisine.hatenablog.com

ソースの作り方は、基本的にはバルサミコ酢と赤ワインとフォン・ド・ボーを煮詰めるというもので、仕上げにブールマニエでとろみを付けます。以前この参考にしたブログ(動画)のようにやったときは、バターが手に付きまくった挙句丸くまとまらずに大失敗した経験があるので、今回はバターをあらかじめ電子レンジで温めた上で小麦粉と合わせました。これなら問題がありません。これがそのブールマニエのようなものです。

煮詰めて水分を飛ばすのが大事。もう少し小さめのソースパンが欲しいところです。

できました。少し酸味が残る濃厚な赤ワインソースのできあがりです。とろみが付いてて肉とよく絡みそうです。

肉の仕上げ

そうこうしているうちに肉が2時間経って帰ってきました。

表面の情報だけでは不足なので、温度計できちんと中まで温度が十分伝わっているかを確認します。とりあえず55℃は超えているので大丈夫でしょう。

最後に肉の表面を焼きます。焼くことによって肉の表面を殺菌することができますし、気持ち的に切ったときに型崩れしにくい気がします。

肉の表面を均一に焼くために、菜箸で鉄フライパンから浮いている箇所を押さえます。

こんがり焼き色が付きました。本来ならばここから冷蔵庫で寝かせるのですが、今回は腹が減って死にそうなので食べてしまいます。

中はこんな感じ。肉を冷やしていないのでガンガン肉汁が溢れてきますが、そんなものは気にしません。

実食

完成です。ローストビーフ自体に厚みがありながらも、柔らかい身は簡単に噛み切れるほど。あまりに柔らかすぎて自分の技術ではなかなか薄くスライスできないので、今後の課題です。

一方でソースの味も最高です。赤ワインソースのほのかな酸味、和風ソースの味醂の甘さ、どちらも肉に合います。塩でも十分美味しいのですが、ローストビーフはソースがあったほうが良いですね。今回はやりませんでしたが、おろし大根ポン酢も良いものですよ。

バゲットと一緒に頂きます。今回は新宿のル・プチメックというパン屋さんのチーズとオリーブ入りのバゲットです。そのままでも最高に美味しいのですが、これまたローストビーフに合います。無限にいけます。

関連ランキング:パン | 新宿三丁目駅新宿駅新宿西口駅

そんなこんなで、肉はなくなり、バゲットもなくなり、休日の一人の晩餐は終わりました。普段なかなかこういうことはできないので、休みは偉大です。豚やサーモンなどまだまだANOVAでやっていない料理があるので、今後はそちらも頑張っていきたいですね。ではまた。

余談

参考

ntddk.hatenablog.com

srdk.rakuten.jp

めしにしましょう(1) (イブニングコミックス)
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